カエルの飼育方法について
chaimy
カエルの基本的な飼育方法をご紹介します。
1. はじめに:カエルを飼育する魅力
- カエルはその愛らしい姿や多様な種類、ユニークな動きが魅力的で、ペットとしても人気が高まっています。
- 比較的手間がかからないため、初めてペットを飼う方にもおすすめです。
- 本記事では、初心者がスムーズに始められるカエルの飼育方法を詳しく解説します。
2. カエルの飼育に必要な道具
1. ケージ(飼育ケース)
- 種類:ガラス製のテラリウムやプラスチック製の飼育ケース。
- サイズ:カエルの種類に応じて選択。
- 小型種(ニホンアマガエルなど):30cm×20cm程度。
- 中型種(ベルツノガエルなど):40cm以上がおすすめ。
2. 床材
- 選択肢:ココピート、苔、キッチンペーパー、人工芝など。
- ポイント:湿度を保てる素材を選び、清掃しやすいものが便利です。
3. 水場と水皿
- 浅い水皿を用意し、清潔な水を常に提供します。
- 水場を広めに確保すると、カエルが自由に浸かれる環境を作れます。
4. ヒートマット・照明
- 温度を一定に保つためにヒートマットを使用。
- 一部のカエルには紫外線ライトが必要な場合もあるため、種類に応じて準備します。
5. 隠れ家
- カエルが安心できるシェルターを設置(流木や人工洞窟など)。
3. カエルの種類別の飼育環境
カエルの種類によっても飼育環境は異なってきます。
例えば下記の3種のカエルでの最適環境の違いを御覧ください。
ニホンアマガエルの場合
- 温度:20~25℃(日本の気候に近い環境でOK)。
- 湿度:50~70%が理想。霧吹きで湿度を調整します。
- 特徴:小型で飼育が簡単。日本の自然環境を再現すると良い。
ベルツノガエルの場合
- 温度:25~28℃(温暖な環境が必要)。
- 湿度:60~80%。霧吹きは1日2~3回。
- 特徴:動きが少なく、観賞用に適している。餌は活きた昆虫や冷凍マウスなど。
アフリカツメガエルの場合
- 温度:20~25℃。水中生活が中心。
- 特徴:水槽飼育が必要で、水質管理が重要。人工餌にもよく慣れる。
このように、カエルによって環境は変わります。
日本で捕獲したカエルにはあまり大きな差はないと思いますが、
必ず一度、各カエル(特に海外のカエル)の環境は調べるか、ショップ店員に聞いておきましょう。
4. カエルの餌と与え方
主な餌の種類
- 活きた昆虫(コオロギ、ワーム、ハエなど)
- 一部の種類では人工餌や冷凍餌も利用可能
餌の頻度
- 小型種:1~2日に一度。
- 大型種:週に2~3回程度。
餌を与える際の注意
- 餌にはカルシウム剤やビタミン剤を振りかけて栄養を補助。
- 食べ残しはすぐに取り除き、衛生状態を保つ。
5. 飼育環境の維持と管理
温度と湿度の管理
- 温度計と湿度計を設置して定期的にチェックします。
- ヒートマットや霧吹きを活用して、カエルに最適な環境を維持。
ケージの掃除
- 毎日:糞や食べ残しを取り除く。
- 週1回:床材の交換や水皿の洗浄。
- 月1回:ケージ全体を洗浄し、完全に乾燥させます。
6. カエルを健康に育てるためのポイント
健康なカエルの特徴
- 活発に動く、またはリラックスした状態でいる。
- 目が澄んでいる。
- 皮膚が滑らかで、傷や異常がない。
病気の兆候
- 餌を食べない。
- 皮膚の変色や乾燥。
- 呼吸が荒い、動きが鈍い。
病気への対処
- 爬虫類・両生類専門の獣医に相談する。
- 環境の見直し(湿度や温度の再調整)。
7. まとめ:カエルとの楽しい生活を始めよう!
- カエルの飼育は、自然を身近に感じられる楽しい趣味です。
- 飼育環境を整え、日々観察しながら愛情を持って接することで、健康で元気なカエルと楽しい時間を過ごせます。
- 詳しい飼育方法や動画での解説は、「ちゃいみーチャンネル」でチェックしてみてください!
参考リンク
■3分でわかる!
ニホンアマガエルの飼育でゼッタイに必要なこと
Profile
私は、このブログの管理を行っています「ちゃいみーの母」です。
ちゃいみーは、私が初めて飼育したカナヘビの名前です。
子どもがまだ小さくて、一緒に飼育をしていったら楽しいかなという思いで
カナヘビの飼育をはじめました。
そこから、youtubeチャンネル「ちゃいみーチャンネル」を開設し、
カナヘビだけでなく、やもりや、カエル、めだかの飼育も行って、
YouTubeで公開させていただいています。
今まで飼育してきた経験も含めて、爬虫類を含めた小動物たちのことについて
ここでお伝えできたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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